
土鍋で炊くと美味しくなるって聞くけど本当なの?

土鍋って炊くのが難しそう。簡単に炊く方法ってあるのかな?
こんな悩みを持つ方に、ぜひ読んでほしい記事です。
私たち日本人の主食「お米」。ご飯が美味しくないと食事全体が楽しくなくなってしまいます。
食事を楽しく過ごすためにとっても重要な「お米」は土鍋で炊く事でもっと美味しくなると聞いたので実際に試してみた感想を今回は記事にしていきます。
今回ご紹介します土鍋は【長谷園 「かまどさん」】です。
ご紹介する長谷園の土鍋「かまどさん」は、かなりオススメなのでぜひ参考にしてみてください。
・土鍋の魅力
・土鍋の使い方
・長谷園 土鍋「かまどさん」のポイント
長谷園 土鍋「かまどさん」概要

長谷園 土鍋「かまどさん」の概要はコチラ。
商品名 | かまどさん |
容量 | 1合炊き〜5合炊き |
価格 | 8,250円(税込)~22,000円(税込) |
重量 | 2.0kg〜5.0kg |
白米 | ◯ |
玄米 | ◯ |
炊き込みご飯 | ◯ |
ガス火 | ◯ |
IH | × |
火加減調整 | 不要 |
パーツ販売 | ◯ |
長谷園 土鍋「かまどさん」の感想と総評
早速結論から言いますと【長谷園 土鍋「かまどさん」】は、かなりオススメです!
旅館で出てくるような「お米が立っている」を家で実感する事ができます。
なによりも衝撃的なのが、「かまどさん」はお米を炊くときに『火加減調整が不要』という事です。
やっぱり土鍋は「火加減が難しい」イメージがありるために敬遠されがちですが、「かまどさん」なら火加減調整不要なので火をつけて時間が来たら止めるだけで美味しくお米が炊けるのは魅力的でした。
長谷園 土鍋「かまどさん」の魅力5選

- 火加減の調整不要で簡単
- 伊賀の粗土でご飯がベタつかない
- 二重蓋で吹きこぼれ無し
- 肉厚成形の仕上げで保温性能抜群
- ご飯が美味しく炊ける

詳しく解説していきます!
①火加減調整いらずで簡単

土鍋と言えば「火加減調整が難しい」イメージがありませんか?

そうそう。火加減調整が難しそうで敬遠してました。
ところが、長谷園 土鍋「かまどさん」なら火加減調整が不要なんです。
理由は直火部分は肉厚成形の仕上げです。
熱をしっかり蓄えて、じわじわ穏やかに伝えるため火加減なしで炊けるそうです。

なので着火から火を消すまでずっと中火で大丈夫!

これなら簡単に炊けそう!
火をつけて一定時間放置しておくだけでとっても美味しいお米が簡単に炊く事ができます。
②伊賀の粗土でご飯がベタつかない
伊賀ならではの粗土でできており、土鍋が木のおひつと同じように呼吸することによってごはんがベタつきません。
伊賀の陶土を高温で焼成して作られる粗土は“呼吸をする土”と言われるほどの粗土で、遠赤外線効果が高く食材の芯までじっくり熱を伝えてくれるおかげでよりご飯が美味しくなる効果もあります!
③二重蓋で吹きこぼれ無し
「かまどさん」は蓋が二重になっています。
この二重のふたは圧力釜の機能を果たす事でご飯を美味しく炊くことに一躍買っている上、吹きこぼれも防いてくれます!

吹きこぼれないから掃除が簡単です!
④肉厚成形の仕上げで保温性抜群
直火部分は肉厚成形の仕上げです。熱をしっかり蓄えるので保温力抜群です。
また蓄熱力が高い伊賀の陶土を高温で焼成して作られる粗土を使用しているのでなかなか冷めず、火から下ろしたあともトロ火で煮込むのと同じ温度帯を保ち、食材の旨みを引き出します。

おかわりも温かくて美味しい!
おひつに移す必要はありません。
⑤ご飯が美味しく炊ける

これが1番重要ですよね。
これまで説明してきた4つの魅力が合わさる事で最高に美味しいご飯を炊く事ができます!
もう、ほんとうに美味しいのでオススメです!

美味しいご飯を炊く方法は後ほど詳しく説明します!
長谷園 土鍋「かまどさん」注意点

- 玄米を炊く場合は大きめのサイズが必要
- 土鍋なのでやっぱり重い
- 保温時間は炊飯器ほどではない

土鍋を使う上での注意点を紹介します。
玄米を炊く場合には大きめのサイズが必要
「かまどさん」を購入するときに1番の注意点が、『玄米を炊く場合には大きめのサイズが必要』という事です。
長谷園の公式ホームページには「かまどさん」各サイズで炊飯可能な玄米の分量が以下のように記載されています。
サイズ | 炊飯可能な分量(玄米) |
---|---|
1合炊き | 半合〜1号 |
2合炊き | 1号〜2合 |
3合炊き | 1号〜2号 |
5合炊き | 2合〜4合 |
玄米を炊く方はサイズ選びに注意が必要です。
土鍋なのでやっぱり重い
土鍋はやっぱり重いです。これはもう仕方ありません。
長谷園 土鍋「かまどさん」のサイズ別重量をまとめてみました。
サイズ | 重量 |
---|---|
1合炊き | 2kg |
2合炊き | 3kg |
3合炊き | 4kg |
4合炊き | 4.5kg |
5合炊き | 5kg |
土鍋は重量がありますが、炊いている最中に動かしたりする事は無いのであまり気にしなくても大丈夫です。
なので、サイズを選ぶ際は重さではなく、食べる量で選ぶのがオススメです。

3合炊きが重過ぎず、扱いやすくて1番オススメ!
保温時間は炊飯器ほどではない
いくら直火部分は肉厚成形の仕上げで、熱をしっかり蓄えるので保温力抜群とはいっても流石に炊飯器には劣ります。
最近の炊飯器は12時間以上も保温してくれます。
ですが、炊いて美味しく頂いた残りは保存容器に移して食べるときに温めれば美味しく頂く事ができるのでそれほど気にするデメリットではないかもしれません。
一応「かまどさん」でも電気で炊くタイプもあるので保温が長くほうがいいという方はコチラも検討の余地ありかもしれません。

私は土鍋の保温時間で十分でした!
SNSでの評判
土鍋で美味しいご飯を炊く方法
基本のごはんの炊き方をご紹介します!
分量の米を研いで5分ほど水をきり(水切りすることで水の計量が正しくできます)、分量の水とともに「かまどさん」に入れ、20分浸水する。
写真のように中ふた・上ふたの穴の位置が直角になるようにセットする。

ガスの中強火(玄米は中火)で炊く。加熱時間は土鍋サイズ・米の量・種類(白米・玄米)・レシピによって異なります。詳しくは炊飯目安早見表をご覧ください
火を止めて、そのままの状態で20分蒸らす。
白米の炊飯早見表
白米の量 | 半合 | 1合 | 1合半 | 2合 | 3合 | 4合 | 5合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
研ぐ | 90mℓのお米を研ぎ、水切り | 180mℓのお米を研ぎ、水切り | 270mℓのお米を研ぎ、水切り | 360mℓのお米を研ぎ、水切り | 540mℓのお米を研ぎ、水切り | 720mℓのお米を研ぎ、水切り | 900mℓのお米を研ぎ、水切り |
浸水(蓋セット) | 水110mℓ 浸水20分 | 水200mℓ(1合炊き使用時) 水220mℓ(2合炊き〜使用時) 浸水20分 | 水300mℓ 浸水20分 | 水400mℓ 浸水20分 | 水60pmℓ 浸水20分 | 水800mℓ 浸水20分 | 水1,000mℓ 浸水20分 |
炊き時間 | 8〜9分 | 9〜11分 | 10〜12分 | 10〜12分 | 11〜14分 | 17〜21分 | 18〜22分 |
蒸らす | 火を止めてそのまま20分蒸らす | 火を止めてそのまま20分蒸らす | 火を止めてそのまま20分蒸らす | 火を止めてそのまま20分蒸らす | 火を止めてそのまま20分蒸らす | 火を止めてそのまま20分蒸らす | 火を止めてそのまま20分蒸らす |
玄米の炊飯早見表
玄米の量 | 1合 | 2合 | 3合 | 4合 |
---|---|---|---|---|
研ぐ | 180mℓのお米を研ぎ、水切り | 360mℓのお米を研ぎ、水切り | 540mℓのお米を研ぎ、水切り | 720mℓのお米を研ぎ、水切り |
浸水(蓋セット) | 水300〜320mℓ 浸水約12時間 塩を少々加える | 水570〜600mℓ 浸水約12時間 塩を少々加える | 水900mℓ 浸水約12時間 塩を少々加える | 水1200mℓ 浸水約12時間 塩を少々加える |
炊き時間 | 中火22分 (蒸気が出て約10分後が火を止める目安) | 中火28〜30分 (蒸気が出て約13〜15分後が火を止める目安) | 中火35〜38分 (蒸気が出て約15〜18分後が火を止める目安) | 中火41〜43分 (蒸気が出て約17〜19分後が火を止める目安) |
蒸らす | 火を止めてそのまま30〜40分蒸らす | 火を止めてそのまま30〜40分蒸らす | 火を止めてそのまま30〜40分蒸らす | 火を止めてそのまま30〜40分蒸らす |
土鍋のお手入れ方法

土鍋のお手入れ方法についてはこちらの記事を参照してください。
まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は長谷園の土鍋「かまどさん」をご紹介しました。
今まで食べてきたお米とは別物の美味しさになるので美味しいお米を是非炊いてみてください!