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鉄フライパンが日に日にくっつくようになってる気がする。どうしたらいいんだろう?
鉄フライパンにくっつく原因ってなんなんだろう?
こんな悩みを持つ方に、ぜひ読んでほしい記事です。
日々鉄フライパンを使っていると「何故か最近くっつくようになったな」と感じることありますよね。
そんな鉄フライパンを完全復活させる対処方法をご紹介します。
また、何故ひっつくのか原因の解説もしていきますので、参考にしてみてください。
・鉄フライパンがくっつく原因
・鉄フライパンがくっつくときの対処
・鉄フライパンの手入れ・保管方法
これであなたも快適な鉄フライパンライフを送りましょう!
鉄フライパン くっつく原因5つ
鉄フライパンがくっつく原因の5つがコチラ。
- 最初の焼き込み(空焚き)不足
- 最初の油ならし(シーズニング)不足
- 鉄フライパンの温度調整ミス
- 油の量(油返し)ミス
- 汚れ、焦げが残っている状態で料理(洗い方)
それぞれの原因と対策を解説していきます!
鉄フライパンがくっつく原因別対処方法
では、鉄フライパンにくっつく5つの原因とその対策方法を解説していきます。
今回紹介する使い方を繰り返していけば、料理する頻度にもよりますが、2~3ヶ月くらいで鉄フライパンが最高の状態になります。
これであなたも快適な鉄フライパンライフを楽しんでいきましょう!
①最初の焼き込み(空焚き)不足
鉄フライパンを購入した時、一番初めに行う事がこの「焼き込み(空焚き)」です。
樹脂コーティングを剥がすために行います。
この焼き込みが甘く、コーティングが残っていると最初からひっつく事になるんですが、コーティングを剥がすには結構強い火力で行う必要があります。
IHだから火力に限界がある!どうしたらいい?
こんな風に最初の焼き込み(空焚き)するときの火力は中々出せない方でも大丈夫。
コーティングが残っていると最初はくっつく場合が多いと思いますが、その後にちゃんと使っていけばコーティングは勝手に剥がれていくので大丈夫です。
また、空焚き不要な鉄フライパンもあるので参考にしてみてください。
②最初の油ならし(シーズニング)不足
焼き込み(空焚き)が終わった後は油ならし。いわゆるシーズニングを行います。
油ならし(シーズニング)は名前のまま「鉄フライパンに油をならす(油を浸透させて膜を作る)」為に行います。一番最初は特に念入りに行うようにしましょう。
シーズニングの方法は様々。今回はその中の一例をご紹介。
- 油を鍋の深さの1/3くらいまで入れて、弱火で5分ほど熱する
- 火を止めて、油をオイルポットなどの容器に戻す
- キッチンペーパーなどで、鍋の内側に残っている油を、鍋肌にまんべんなくすり込むように拭く
もっと簡単にできないの?
そんなあなた!鉄フライパンの最初の料理は「揚げ物」を行なってください。鉄フライパンで「揚げ物」これで油ならし(シーズニング)は完璧です。
③鉄フライパンの温度調整ミス
鉄フライパンで料理をする時、「鉄フライパンが冷えた状態」から食材を入れていませんか?
鉄フライパンが温まる前に食材を入れてしまうとくっつく原因になります。
ですので、料理をする前に鉄フライパンを空焚きにして温めておく必要があります。具体的には中火〜強火にかけて「フライパンから煙が出る」又は、「油が波打つようになる」くらいまで加熱します。(200℃〜250℃程度)
このように空焚きをして温まった鉄フライパンに油を入れて料理を始めていく事で、食材がくっつくことはありません。
美味しい「焼き物」「炒め物」「揚げ物」料理のポイントは温度!
④油の量(油返し)ミス
鉄のフライパンを上手に使いこなしている人達が調理の前に必ず行っているのが「油返し」という作業。
手順がコチラ。
- フライパンをコンロに乗せ中火で充分温める
- 油をたっぷり(お玉一杯ほど)入れ、フライパンの肌に油をなじませる
- 油が熱くなり、フライパンに充分なじんだら、油をオイルポットに戻す(油返し)
- 調理に必要な量の油を入れて調理開始です。
※フライパン内面全体の温度を均一にすることと、フライパン表面に油をしっかりなじませることが目的の作業です。
そんなのめんどくさいよー
そうですよね。料理の度に油を大量に出して、戻してって大変。正直やりたくない。なので、ここまでやらなくても大丈夫!
大事なのは油の「温度」と「状態」なんであって、量を増やしてもくっつくものはくっつくんです。
なので、鉄フライパンを使う前にしっかり熱してあげたあと、使う予定より気持ち多めに油を入れ、鉄フライパンに油を馴染ませて、料理を開始するようにしましょう。
⑤汚れ、焦げが残っている状態で料理(洗い方)
鉄フライパンの同じ場所に何度もくっついていませんか?
確かに毎回同じ場所にくっついている気がする。
そんなあなたの鉄フライパンは汚れ・焦げが残っている状態です。
鉄フライパンは汚れ・焦げが残っていると毎回その部分に食材がくっつく原因になってしまうんです。
なので、毎回の洗い方が重要。
鉄フライパンの正しい洗い方はとってもシンプル。
鉄フライパンが「熱いうち」にお湯又は水を使ってタワシで「ゴシゴシ」洗う
ポイントは「熱いうちに」「ゴシゴシ」洗う。
理想は出来上がった料理はすぐお皿に移して、鉄フライパンが、熱いうちにお湯又は水で洗うようにする。
もし冷ましちゃった場合は、1度コンロでアツアツに熱してから洗うようにしましょう。
ゴシゴシ洗ったら鉄フライパンに傷がつきそう。
大丈夫です。鉄フライパンは「ガシガシ洗う事が正解」なんです。
傷付きそうだからと優しく洗っていると、
- 料理で目に見えないレベルの汚れ・焦げが付く
- 優しく洗う事で汚れ・焦げが残る
- 残った汚れ・焦げの上にひっつく
という事になり、悪循環になってしまいます。
なので、鉄フライパンは「熱いうちにタワシでゴシゴシ」洗うようにしましょう。
素手で洗うと熱いので、取手がついているブラシがあると熱く無いのでとっても便利です!
洗っても取れない汚れ・焦げができた時のお手入れ方法
どうしても取れない汚れ・焦げはどうやって手入れすれば良い?
焦げと汚れの原因別に手入れ方法をご紹介します。
焦げが取れない場合
焦げが取れない場合は次のような手順でお湯でふやかして取る方法が有名です。
- お湯を鉄フライパンに入れる
- コンロで火にかけて煮立たせる
- 焦げカスが柔らかくなるので、タワシ等で焦げカスを落とす
汚れが取れない場合
※作業は、必ずガスコンロで行って下さい。
- ガスコンロの火力を全開にする
- フライパンの汚れのひどい部分に直接火があたるようにし、煙が出なくなるまで熱して汚れを全部焼ききる
- 熱いうちにお湯又は水を使ってタワシでゴシゴシ洗う
この3つの手順を、大体2〜3回繰り返す事でほとんどの汚れは落とす事ができます。
これでもダメな場合は、フライパンの汚れを焼き切った後に次の手順で汚れを落としてください。
- フライパンが冷めてから金属タワシや金属ヘラで表裏の汚れを削り落とす
- 硬いナイロンタワシや金属タワシでクレンザーでフライパン全体を磨く
- 水で洗い流し、水気を良く拭き取りる
- 中火で5分ほど“から焼き”する
- フライパンが冷めたら油ならし(シーズニング)を行う
オススメ!鉄フライパンの保管方法
保管場所については多少気を使う必要があります。
鉄フライパンは使用後フライパン全体に油を馴染ませる必要がある為、そのまま戸棚にしまうと油がついてしまいます。
また、フライパン全体に油がついているので重ね置きはなかなか難しいです。
私がオススメする収納方法は換気扇のふちにぶら下げて置く方法です。
これなら油問題も解決する上に、見た目もかっこよく収納できます!
まとめ | 鉄フライパンがくっつく原因と原因別対処方法
鉄フライパンは毎日の正しいお手入れの積み重ねでひっつきにくく、使いやすいものに成長していきます。
- 使う前に鉄フライパンを温める
- 油をフライパンに馴染ませる
- 完成した料理はすぐお皿に移す
- 鉄フライパンは熱いうちにお湯または水でゴシゴシ洗う
- 洗った後は火にかけて水分をしっかり飛ばす
以上5つのことに気をつけて使っていれば鉄フライパンはとっても使いやすく使い続ける事ができます。
私のオススメの鉄フライパンは「リバーライト極JAPAN」です。紹介している記事もありますので、是非一度見てみてください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。